2023/12/25 12:11

レモンは果物の中でもちょっと特殊です。

同じ柑橘のミカンはもちろん、リンゴもイチゴもブドウも生でそのまま食べる。
ところがレモンはそのまま食べるには酸っぱい。
一般的な使われ方としては料理のアクセントとか、ジャムやお菓子作りのサポーター的な感じ。
果物なのに、野菜の棚に置かれていることもしばしばです。

あ~もったいない!
他の野菜や果物同様、栄養分のほとんどは皮にあります。
ただ、その皮がまた苦い…。
そこで、苦み軽減のアイデアをいくつかご紹介します🍋

レモンの苦みは皮にあります。
リモノイドは抗がん作用や肝臓の解毒を高める作用もある苦み成分。
そして白い綿の部分のアルベドは食物繊維を含みペクチンが取れます。

この大切な役割を含む皮をなるべく美味しく食べるには…
①完熟レモンくを使う(グリーンレモンのほうが苦みが強いです)
②よく洗う→苦み成分は水溶性なので一晩水につけておくだけでも
苦みが軽減します。その分香りと同じく水溶性のビタミンCも流れてしまいます。
③短時間30秒程度お湯にくぐらせる
④白い綿を取り除く

使用方法によっては使えない方法もあると思いますが
丸ごとレモンを食べたい方はぜひお試しください。

ちなみに、見た目も爽やかでレモンを丸ごと食べれそうなレモン鍋ですが
長時間加熱すると苦みが出てしまいます。
ほんの一瞬香りを移したらレモンは鍋から取り出してくださいね。